清掃業からコールセンターに

私は以前、清掃業のアルバイトをしていました。清掃の主な仕事内容は、住人が退去した部屋の掃除をやっていて、お風呂、トイレ、台所、エアコンなどを2人1組で作業しています。1日に1部屋の時や、2、3部屋を掃除する時もありました。この仕事は私の親の知り合いがやっていて、その紹介で私が入ることになり、面接もなかったのでこの仕事を選びました。

仕事は覚えることも少なく、掃除する部屋も少ないので、比較的に簡単に楽に仕事をこなせてはいたのですが、この仕事は時給が700円と少ないのが難点でした。かんたんで楽と言っても、時給700円ではこの仕事は割に合わないと思い始めた私は、時給の良いアルバイトを探すことにしました。しかし、この掃除の仕事は1年以上やっていて、私には結構合っている仕事だと思っていたし、知り合いがいて辞めずらかったんです。

心配な事は、長年勤めていた職場を離れ、今から私に合う仕事を見つけられるかとても心配でした。なにより、職場の皆さんが凄く優しくしてくださったので、この仕事を離れるのが惜しいなとは思いました。そうは思ったものの、将来のためにはもう少し時給の良いところで働きたかったので、求人情報でコールセンターという仕事を見つけ、そこで働くことになりました。

コールセンターを選んだ理由は、時給が900円と前の仕事より200円も高いのが良いと思ったからです。それに、私は人見知りが激しく、あまり面と向かって喋ることができないので、電話がメインのコールセンターはピッタリだと思ったからです。

実際にコールセンターで働いてみて、最初の1ヶ月は先輩の人に色々教えてもらいながらの電話対応ですごく大変でした。マニュアル通りにしか対応ができなくて、お客様に想定外のことを言われてしまうと固まってしまう事が度々あり、先輩からお叱りを受けることもありました。ですが、慣れてくると掃除の仕事のように大体1人で仕事をしている感じで私にとっては、とても良い環境で仕事ができていて楽です。しかも部屋の中といっても、冷房や暖房の効いていない掃除の仕事とは違い、コールセンターは室内での仕事なので、夏は涼しく冬は暖かい部屋で作業ができるので、あまりキツイ仕事と思ったことがありません。

私は仕事をする前は、コールセンターという仕事についてあまりよく理解しておらず、怖いお客様や先輩によく怒鳴られるのかなとか、厳しい職場なのかなと思っていました。でも、確かにクレームを言われるお客様が多いのですが、私が頑張って丁寧に説明をしていると、お客様の殆どは納得してくれるので、そこまで怖いなと思ったことはありません。電話対応をして、ありがとうと感謝の気持ちを言われると、すごく嬉しくなり、コールセンターを選んでよかったなと思い、ホッとしています。

先輩の皆さんもすごく優しくて、お昼休憩の時には一緒にご飯を食べたり、談笑したりと、新人の私を和ませてくれて、良い職場に来て良かったと思っています。皆さんと幅広く交流ができて、友人もたくさんできましたし、この仕事で一番良かったと思ったことは、恋人ができたことです。掃除の仕事の時は少人数でやっていたため、殆ど人との交流がなかったので、彼氏なんて出来ませんでした。コールセンターの仕事では人と何十人といて出会いも多く、私は2歳年上の先輩の人と付き合う事になりました。私が長年勤めていた清掃の仕事を、勇気を出してコールセンターという仕事に変えた事によって、やりがいを沢山見つけましたし、人との交流が盛んになり恋人もできて、公私ともに充実した楽しい生活を送れています。