職場の環境についても伝えておくべき

派遣会社に登録してお仕事を紹介してもらった時の話です。私が派遣会社に伝えた希望は時給が850円以上で1日8時間週5程度働くことが出来て、通勤にかかる時間が1時間以内であることといったざっくりした条件でした。

そしてその結果派遣会社から紹介してもらったのが、時給850円で家から自転車で30分程、土日が休みで1日7時間45分の工場での検査のお仕事でした。正直な所電車通勤のつもりだったので駅から少々距離のある工場地帯でのお仕事に自転車かぁとは思いましたが、それでも通勤手段は伝えてなかったので実際に工場を見学に行きその工場で働くことにしました。

そして勤務初日に唖然としたのが従業員の半分程が中国人の人だったという現実です。中国から出稼ぎで来た人を寮に入れてビザの関係上3ヶ月でどんどん人員が入れ替わるといった仕組みでした。日本人の方は一応長期の勤務を募集していたのですが、3ヶ月の短期では当然日本語なんて話せるワケがなく、勉強してからくるという事でもないので意思の疎通が出来ません。

社員さんは中国語も話せる人を雇っているので、意思の疎通が必要な場合は間に入って伝えてもらうことになります。工場見学した時は作業しているのを見ていただけなので日本人か中国人かなんて同じ制服を着ていたら見分けることなんて出来ないし、普通は中国の人が半分くらいいるなんて思わないですよね。

私も当然中国語は学んだこともないし、挨拶さえまともに出来ないレベルで戸惑いが大きかったです。それは面接の際に派遣会社なり工場の人が伝えておくべきなのでは?と思いました。何故なら従業員は全員で25人くらいの小さな会社でしたし、半分は日本人といっても主に社員さんとか役付きの人で普段私が一緒に作業するのは3分の2くらいが中国人で、別段外国人に対して差別意識や苦手意識はありませんが、それでも作業手順を教えてもらう時とか社員さんが席を外している時に不良品が出るなどのトラブルがった場合に非常に対処に困ります。基本的に2人1組での作業で、製品を検品する人と袋詰め作業をする人とがセットなんです。それが日本人同士で組むとか限らないどころか日本人が大体検査で中国の人が袋詰めといったケースが多かったのです。

会話が通じないというのがこんなにストレスなのかと思いましたし、休憩時間も然りです。そしてその会社が派遣を取り始めたのは最近のことで数人いる日本人は私以外は皆長期の古株のパートさんでグループが出来ているし、私より少々年上の人ばかりで正直話かけにくい。

確かに仕事の条件的には説明を受けた通りですが、仕事の環境が全然イメージと違い過ぎます。日本で仕事を探してこんなに中国の人ばかりだとか言葉が通じないとか普通は予想もしません。非常に居心地が悪い上に時給や仕事内容は説明通りなだけに、工場の人にも派遣の人にも苦情も言いにくいしと只管我慢した上で半年程でその工場は辞めてしまいました。

だって人間関係というのは大事ですし、意思の疎通やコミュニケーションの重要さをヒシヒシ感じました。日本は単民族国家なので日本語が通じない環境とかに慣れてない分どう対処していいのか全然分からないし、文化が違うし考え方が違うので尚更手振りや身振りといったボディラングエッジでも通じないし、文字を書くという手段も使えないし、英語の単語なら共通で知っているかもと思ったけど無理でした。今思うと話が違うと文句くらい言ってもよかったかもしれません。職場の環境というのも重要なファクターで通常と異なる場合は絶対に伝えておかないといけない事だと思います。実際に私の前に入った派遣の子も何人も短期間で辞めているということみたいでした。